最近、ついに憧れのジオ・プロダクトの両手鍋を購入したオタマです、こんにちは!
定価でひとつ1万円以上するお鍋なのですが、わたしもそろそろ「調理器具は良いモノで揃えたい」と思うようになりました。
そして今回、色々調べて散々悩んでようやく購入するに至りました。(お鍋ひとつに1万円以上は少々ハードルが高いです。汗)
しかーし!調べて悩んで躊躇してでも買ってよかったと感じた、期待値を上回るお鍋だったのです。
そこで今日は、ようやく手にしたジオ・プロダクトについて使ってみた感想やおすすめな点など、率直に書いていきたいと思います。
ジオ・プロダクトの特徴
ジオ・プロダクトはなんと、開発に服部幸應先生(食育の第一人者)が携わり、体の健やかさと心の豊かさを育てる「食育」を最優先に考えて開発したクッキングウェアです。
「大切な家族に美味しい料理を食べさせたい」
「素材を活かした本来の味を伝えたい」
「健康で安全な食事を作りたい」
「でも料理はラクに楽しくしたい」
このニーズを満たす親子3代で使えるお鍋。
どんな素敵な機能が備わっているのかというと・・・
- 全体にムラなく熱が伝わり、小さい熱量でより早く調理できる全面7層構造
- 本体とフタが密着することで鍋を密閉させる高品質構造(無水調理や余熱調理が可能)
- オールステンレス製なので鍋ごとオーブンに入れて調理できるのはもちろん、ジオ・プロダクト自体を火にかけたままオーブン調理が可能
- どんな熱源でも使える
- 業界初15年間ロング保証!
そして具体的にどう良いのかと言うと・・・
- 煮る<余熱調理>・・・余熱を使って型崩れせずほっくりやわらか。味もじんわりよく染みこみます。
- 焼く<無油調理>・・・素材の脂分を上手に活かして少量の油で焼けるのでとてもヘルシー。
- 炊く・揚げる<エネルギー節約・調理時間短縮>・・・熱伝導率と保湿性がよいので、ご飯は芯までふっくらと、揚げ物は時間短縮でカラッと揚がります。ガス代・電気量の節約になって経済的。
特にわたしは無水調理が出来ること・全面7層構造・オールステンレスに惹かれて購入を決意しました。
ジオ・プロダクトの使い方
ステンレス鍋は、他の金属との組み合わせで熱効率を高めてあるので、加熱は中火以下で行うのが基本。また、急激な温度変化も避けます。
調理の際は、まず鍋を中火で中温になるまで予熱し、予熱が完了したら弱火にし材料を入れます。
煮物の場合はここで蓋をし、弱火で少し煮た後、余熱調理へ。焼く場合は蓋をせずに調理します。
中温まで余熱をすればその熱で調理出来るのが特徴なのですが、火を通しすぎてから余熱調理に切り替えると、さらに火が通り過ぎて煮崩れする場合があります。(実際にジャガイモがドロドロになってしまったことがありました。汗)
ただ、タイミングやコツさえ掴めば短時間で美味しいお料理を作れると感じます。
ジオ・プロダクトを製作している株式会社宮﨑製作所のホームページにいくつかレシピが公開されていたので、そこからご飯の炊き方を引用させていただきます。
- 白米をといで鍋に入れ、水を加えて30分程つけておく。※夏は約30分、冬は約1時間を目安に浸水させる。
- フタをして中火で加熱する。
- 鍋とフタの間から蒸気が出始めたら弱火にして10~15分程加熱する。
- 火を止めて余熱で10分程蒸らす。
- フタをあけ、しゃもじで切るように混ぜ合わせる。
次に実際に使ってみた感想を書いていきます。
使い心地レビュー
今回わたしが購入したのは22cmの両手鍋。
20cmにするか22cmにするかとても迷ったのですが、大は小を兼ねるということで22cmの方を購入しました。
それがこちら(Amazon・楽天だと1万円以下で購入できます)
持ち手がシンプルでとても素敵です。しかも実際に持ってみると適度な重みで高級感もあり、ピカピカで、蓋をした瞬間の感触(?)がすごく気持ち良い。この感覚は・・・シンバル?!となりました。(元吹奏楽部なもので、つい。汗)
サイズ感としては大人2人分の煮物に最適、といったところでしょうか。大きすぎず小さすぎずちょうどいいサイズです。高さもあるので煮物やスープもたっぷり作れそうな雰囲気。
カレー10〜12皿分(ルー1箱・材料は箱に記載通り)はギリギリ作れるかどうか!?という感じ。溢れそうです。
カレールー半分にはベストな大きさです。
オタマ
まずはベトナム料理のフォー。
一気に3人前を茹でてみました!量的には全然余裕。あともう2人前は茹でられそうです。
中火でじっくりお鍋を熱していくのでお湯が沸くまで少し時間がかかりました。お湯を沸かすだけならアルミ素材の方が断然早いですね。
続いてモロッコ料理のタジン。
タジンは無水調理なのでジオでも出来るかな?と思い挑戦。
材料を切って塩・オリーブオイル・クミンで味付けをし、あとはじっくり弱火で30分ほど。蓋を開けてみると、なんと食材から大量の水が出ていました!むしろ思いの外野菜から水分が出ていたので鍋の蓋を開けて水気を飛ばしたぐらいです。それほど密封性があるということですね。驚きです。
タジンを作って気付いたのですが、ステンレスの特性として冷える際に匂い移りがあるそうで、お鍋を洗った後に嗅いでみると、ほのかにクミンの匂いが移っていました。
使用数回目にしてジオがエキゾチックな香りになるという・・・笑
次にタイカレー。
中火で予熱をしたあと材料を入れ弱火でじっくり。10分ほど煮込んだあとは予熱調理。短時間にも関わらず鶏肉がものすごく柔らかくなっていました。そしてクミンの香りの次はタイカレー臭に。
続いてポトフ風のスープ。
こちらもタイカレー同様の調理法で沸騰してからしばらくして予熱調理に切り替えました。その間に用事をしていたのでかれこれ30分ぐらい放置していたでしょうか?
じーっくり火が通ったのか、玉ねぎがトロトロになっていたのです!お鍋によってこんなに差が出る!?と、もう感動です。
ただ、ひとつだけジオを使っていて気になったことがありました。
単に自分の使い方の問題なのですが、蓋の持ち手が棒状でつるつるしているためタオルで蓋を掴んだときに、蓋が自分の手の甲の方へつるーんと回ってくることがあるのです。その際何度か「熱ーっ!」となりました。笑
取った蓋をひっくり返す癖がある方は念のため分厚いタオル、もしくは鍋つかみで掴むことをおすすめいたします。(わたしが鈍臭いだけなんですけどね!)
それを除けば(自分が注意すれば)、ジオ・プロダクトは本当に買って大正解でした!
使いやすいし見た目も美しいし長く使えるしでお値段以上の価値があるとわたしは思います。
これは買いでしょ。
買ってよかった!そう思える鍋に出会えてよかった!
まとめ
もうすっかりジオ・プロダクトの虜になってしまって次はどのタイプにしようかとワクワクしています。片手鍋も欲しいし浅型両手鍋も気になる。
購入前に見ていた商品レビューが良い評価ばかりだったので「そんなに良いの!?」と思っていましたが、実際に手に取り使ってみて、高評価の意味がわかりました。
良いモノは良いんですね。
しかもこんな料理下手なわたしが使っても美味しく出来ました。しかも簡単に!
結婚のお祝いや贈り物にしても喜ばれそうですよね。良い調理器具は生活をちょっと豊かにしてくれる気がしました。
ジオ・プロダクト、おすすめです!
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