オタマ
モロッコが大好きで、一年半趣味でモロッコに滞在していたオタマです、こんにちは!
サハラ砂漠は昼と夜で寒暖差が大きく、昼は真夏のように暑く、夜は季節によっては真冬のように寒いです。
また、水が貴重なため小まめに手を洗うことが出来ません。
サハラ砂漠の環境を事前に把握し、快適に楽しく砂漠を満喫するために事前に準備をしておきましょう。
そこで本記事では、サハラ砂漠を楽しむためにあると便利な持ち物を紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
防寒着
真夏以外にサハラ砂漠へ行かれる方は、風を通さないタイプの防寒着があるといいです。
日中は問題なく快適に過ごせますが、夜がとにかく冷えるのです。
乾燥しているからか、実際の気温以上に寒く感じます。
ダウンジャケットとフリース、防風パーカーなどがあるといいでしょう。
日陰や天気によってかなり気温差があるので、重ね着で調整できるようにしておきましょう。
ストール
日中は日よけとして、砂嵐が起こった際は防塵用として、寒いときには防寒着として、とにかく砂漠ではストールは必須アイテムです!
ラクダ使いの方が頭に巻いているような、ターバン(3m程の長いストール)なら最強です。
現地でも購入できますので、サハラ砂漠へ行く前にターバンを購入してみてもいいかもしれません。
マラケシュだとだいたい1000円~2000円で購入できます。
日本から持っていく場合はUVカット加工がされてあるものがオススメです。
- 寒暖差の体温調整
- 埃っぽい場所での防塵対策・マスク代わり
- 冷房対策
- 日焼け対策
- 喉の乾燥対策
ウェットティッシュ
サハラ砂漠には水道があまりありません。
そして水はとても貴重です。
お手洗いの後や、食事の前には手を洗いたくなると思いますので、ウェットティッシュがあると安心です。
ちなみに砂漠の民たちはトイレを済ませたあと、左手を使って砂でおしりを洗います。
食事は右手を使うので、食事前に手を洗う習慣がありません。
砂漠の真ん中で生活しているため簡単に水が手に入らないので、当然と言えば当然かもしれませんね。
それもあってか水道がない場合も多く、わたしは持参した飲み水で手を洗った経験もあります。
ウェットティッシュはあると何かと便利ですので、ぜひカバンに入れておきましょう。
- 砂漠でのお手洗い後
- 砂漠での食事前
- ラクダでの移動後
- 砂まみれになった後
トイレットペーパー
念のため、日本のトイレットペーパーがあると安心です。
モロッコのトイレットペーパーは数回使っただけでなくなってしまうことが多く、集団で泊まる砂漠のテントではトイレットペーパーが不足しがちです。
また、遊牧民の家に泊まるプランの場合はトイレの設備がなく、砂漠で済ますことになる場合もあります。
砂漠の中の豪華なホテルに泊まる場合は特に必要ありませんが、砂漠を思いっきり満喫するプランの場合はある方が安心かと思います。
ビニール袋(ゴミ袋)
これは砂漠で出たゴミを持ち帰る用の袋です。
お手洗いを済ませたあとのティッシュペーパーやその他のゴミなど、綺麗な砂漠を維持するためにも、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
カメラの防塵カバー
サハラ砂漠の砂は非常に細かく、精密機械がすぐに壊れます。
カメラを持参する場合は防塵カバーをお持ちください。
実はわたしのデジタル一眼も砂漠の砂で壊れました。
砂漠のテントで宿泊中、カメラを一晩テーブルの上に置いていただけです。
テントとは言え、そこまで砂が入り込んでいた印象はなかったのですが、翌朝にはズームの部分に砂が入り込み、出たズームが戻らなくなりました。
おかげでサハラ砂漠の朝日は急遽iPhoneで撮ることに。
しかも砂丘の上でテンパって分解したので、部品が砂に落ち再起不能になりました。(←砂の上で分解する方が悪い!完全にわたしが悪い!笑)
わたしと同じ目に遭わないためにも、防塵カバーを持参されることを強くオススメ致します。
靴下
砂丘の上は靴よりサンダルの方が歩きやすいです。
ただ、日中の砂漠の砂は熱く、サンダルでは砂に当たるので熱く感じると思います。
そこで!見た目的には少しダサいですが、靴下だけで歩く方法がおすすめです。
砂の熱さも和らぎ、歩きやすく、ラクダの上でも靴を気にしなくていいので足が楽です。
また、ラクダに長時間(2時間以上)乗っているとお尻がとても痛くなってきます。
そんな時にはラクダの上であぐらをかきたくなるのですが、靴下スタイルだとサッと足を上げられるので個人的にはすごくおすすめです。
おそらく、砂漠で靴下スタイルをおすすめしているのはこのサイトだけだと思いますが、ラクダで4時間移動を経験したわたし的には靴下が一番砂漠を歩くのに適していると感じます。
日傘
日よけ対策というよりは、砂漠で青空トイレの際の目隠し用にあると便利です。
砂漠の遊牧民の家に泊まるツアーなどに参加される場合は特にあるといいです。
ホテルや大規模なテントに泊まる場合はお手洗い完備だと思うので、なくても問題ありません。
メガネ
普段コンタクトで過ごされている方は、砂漠へはメガネを持っていってください。
まず、水が貴重なので綺麗に洗う場所がありません。
次に、砂が目に入るのでコンタクトだと目がとても痛いと思います。
砂漠に滞在する場合、髪の毛の中まで砂でじゃりじゃりになるぐらい砂まみれになります。
そういう環境ですので、コンタクトよりメガネの方が快適に過ごせます。
日焼け止めクリーム
絶対に焼きたくない方は必ず日焼け止めクリームを持参してください。
サハラ砂漠の砂丘のエリアは日陰がありません。
日焼けを気にせず思いっきり砂漠を満喫するためにも、日焼け止めクリームはあるといいです。
酔い止め・飴
マラケシュからサハラ砂漠へは、アトラス山脈を越えるルートが一般的です。
普段、特に車酔いなど感じない方も、このアトラス山脈越えだけは酔い止めを持っていると安心です。
と言うのも、かなり曲がりくねった道が数時間続きます。
自分自身は問題なくても現地のモロッコの方が酔って吐く事も多く、こちらまで気持ち悪くなることもあります。
そのため、酔い止めや飴・ガムがあるといいです。
わたしは今まで車酔いをしたことがなかったのですが、この時ばかりは気分が悪くなり、同乗していた日本の方に飴をいただいて救われました。
マラケシュからメルズーガへバスで向かう場合は12時間かかります。
休憩も2回程度しかないため、かなりハードです。
そんな状況で車酔いはとても辛いと思うので、酔い止めと飴やガムは準備しておいた方がいいでしょう。
まとめ
モロッコ旅行でサハラ砂漠へ行く時にあると便利な持ち物を紹介してきました。
モロッコはまだまだ発展途上なので、日本と同じクオリティのものはなかなか手に入りません。
日本から持ってきたらよかった!を少しでも減らすお手伝いができれば幸いです。
こちらも合わせてチェックしてみてくださいね!
より多くの人が、モロッコに行って「楽しかった!」「また行きたい!」と思える旅になりますように。
モロッコに関するご質問はコメント欄をご活用ください
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